大学入試改革提言、現場への十分な配慮必要
現行の一発勝負、1点差勝負の大学入試制度からの大転換を求め、31日にまとめられた教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)の第4次提言。複数回受験できる「達成度テスト」の導入を柱にしており、「平成2年の大学入試センター試験開始以来の大改革」(安倍晋三首相)となる。だが、受験生や学校側の負担も少なくなく、今後議論される具体的な制度設計にあたっては、教育現場への十分な配慮が必要といえそうだ。
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